
第23番札所発心道場
東雲山
眞弘寺
しんこうじ

御詠歌
薬師仏抜苦施薬の十二願金毘羅神将従えてなり
歴史
本四国札所薬王寺の縁起によると、弘仁6年(815年)、お大師様が四十二歳のとき、民衆と自身の厄除を誓願して、厄除けの薬師如来を奉安しました。お大師様の天皇への奏聞によって平成天皇、嵯峨天皇、淳和天皇が厄除祈願の勅使を遣わせました。文治4年(1188年)の火災で堂宇が火災に遭い灰燼に帰した時、本尊薬師如来は光を放ちながら西の玉厨子山へ飛び去ります。後に後醍醐天皇が厄除のために勅使を下して伽藍を再建し、新しく薬師如来の尊像を刻ませ入仏供養をすると、玉厨子山に移られていた先の本尊が戻って来られました。
この時、後ろ向きに本堂にお入りになられた為、後向薬師として奉安されています。「後向薬師」と呼ばれる由縁です。
さて、眞弘寺の薬師如来は光背に七仏が表現され、両掌を定印に組んで薬壺をお持ちです。また、薬師如来の十二の大願は十二神将に充てられ、その内の筆頭「宮比羅神」いわゆる「金毘羅大権現」を脇に従えています。この金毘羅大権現は旧金毘羅教会(旭川市)のご本尊でしたが、教会廃寺に伴い薬師如来入仏の時を同じくして勧請されました。仏教での金毘羅神の由来は、お釈迦様が在世の時、お釈迦様の頭上目がけて落ちてきた大岩を金毘羅神が寸前のところで受け止め、お釈迦様を助けた故事に因んで仏法の守護神としています。当寺では薬師如来の大願を金毘羅神が守護するように側に仕えています。
| 宗派 | 高野山真言宗 |
|---|---|
| 開基年 | 明治36年 |
| 開基住職 | 阿部眞道 |
| 寺院御本尊 | 弘法大師 |
| 霊場御本尊 | 薬師如来 |
| 所在地 | 〒078-1305 上川郡当麻町5条西3丁目15-1 |
| 電話番号 | 0166-84-2535 |
